top of page

ブルーベリーの効果

更新日:2023年3月25日

こんにちは!平井 パーソナルパーソナルジムギフトです!

今日はギフトトレーナーが常食しているブルーベリーについて

ご紹介いたします!


その甘酸っぱさに加えて、健康にもよいイメージから人気のブルーベリー。紫色の果実に含まれるポリフェノール、アントシアニンが目によいと注目されることもあります。デザートにも引っ張りだこですが、その体への効果とは? 海外の研究グループによると、トレーニングにいそしむ人にとってブルーベリーはよい味方だそう。筋肉によい影響がありそうだというのです。

ブルーベリーの効果はどう現れる? ブルーベリーに含まれるポリフェノール、アントシアニンは抗酸化物質として知られています。体で生成される活性酸素は少量であればよいですが、大量になると過酸化脂質を体内で増やし、老化を含めたネガティブな効果をもたらしてしまいます。そうした活性酸素をとり除いてくれる物質が抗酸化物質です。 このたび米国コーネル大学の研究グループはさらなるブルーベリーの効果について研究しました。期待した効果は、体内の筋肉を増やすというもの。筋肉のもとになる細胞(ヒト筋肉前駆細胞)が筋肉へとスムーズに変化するよう、ブルーベリーが作用するのではないかと考えたのです。 研究グループでは、21~40歳の12人、60~79歳の10人と、年齢層の異なる2つのグループをつくり、それぞれのグループに対して6週間にわたってブルーベリーをふんだんに使った食事(1日当たり凍結乾燥のブルーベリー38g)をとってもらい、血液に現れる変化を観察しました。具体的には絶食時と摂食後の血清を調べ、年齢グループ別に血清に含まれる成分の変化がどのように筋肉前駆細胞に影響するかを確かめたのです。 筋肉を作り出す細胞の機能をアップ


この研究からわかったのは、ブルーベリーを多く食べることによって、筋肉前駆細胞が活性化するという変化です。6週間にわたってブルーベリーを摂取した時点で、21~40歳グループの血清を使って筋肉前駆細胞を培養試験したところ、細胞をより多く増やせるようになったのです。細胞は酸化ストレスに対して悪影響を受けづらくなるとわかり、ブルーベリーの抗酸化作用の影響が出ている可能性がうかがわれました。ただ、こうした変化は60~79歳のグループから採取した血清には見られませんでした。

あくまで細胞レベルでの実験であり、体のなかで本当にどういう変化が現れているのかまでは言い切れませんが、ブルーベリーをとり入れた食事をとることにより、21~40歳の年齢層の人たちでは、血液のなかに抗酸化作用のある成分が増え、細胞によい影響を及ぼしている可能性もあると研究グループは想定します。

ポリフェノールは体によいとかねてから言われており、こうした研究結果も参考にふだんの食事にブルーベリーをとり入れるのはよいかもしれません。筋肉前駆細胞に影響があれれば、ボディメイクにもよい効果をもたらしてくれるかもしれません。

<参考文献> 抗酸化物質(厚生労働省) https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-009.html Blum JE, Gheller BJ, Hwang S, Bender E, Gheller M, Thalacker-Mercer AE. Consumption of a Blueberry-Enriched Diet by Women for 6 Weeks Alters Determinants of Human Muscle Progenitor Cell Function [published online ahead of print, 2020 Jul 17]. J Nutr. 2020;nxaa190. doi:10.1093/jn/nxaa190 https://academic.oup.com/jn/advance-article-abstract/doi/10.1093/jn/nxaa190/5873030?

bottom of page